低身長の成長ホルモン治療　注射について低身長児をのっぽにするための治療や金額子供へのサポート

低身長の注射（身長を伸ばす注射）を　打っていますが
毎日　注射をする理由は、成長ホルモンは、毎晩　分泌されているからです。
昼間は、成長ホルモンは　ほとんど　出ていないのに
夜間は、７０％の　成長ホルモンが分泌されるのです。

外から　投与する形の注射の場合
夜　就寝前に　打つのが、いちばん良いため
我が家では、お風呂に　入る前に　ジェネトロビンを　冷蔵庫から
出しておき　お風呂から　出てから　打つようにしています。
注射する１０〜２０分前には、常温にしておいたり
手であたためておくと　痛みを感じにくく　良いのです。

注射を　常温で　なじませておいた方が　注射の痛みが　少ないそうです。
成長ホルモンは、毛細血管から　静脈に　入り
血液中に達すると　数時間で　最高に達し　翌日には
消えてなくなるのだそうです。

毎日毎日　成長ホルモンを　補充してあげることで
身長を　伸ばすための　ホルモンが、体に　入っていくわけです。

成長ホルモンの注射は、毎日　注射した方が　効果が上がりやすく
週に　２〜３回　注射するなら　毎日　継続した人の方が効果が得やすいようです。

我が家の子供たちは、一応　注射の　オヤスミが　日曜日となっていますが
基本　毎日　打つように　しています。
１週間のうちで　日曜日に限らず　注射を　忘れてしまう日　があるので
日曜日も　うつようにしています。

なので　平均　１週間に　５〜６日間は　ジェネトロピンを　投与しています。
以前は　旅行の時も　持ち運んだりしていましたが
旅行先で　紛失したり　旅行先の冷蔵庫に　置き忘れたり
と言う　心配もあり　最近は、旅行先には　注射を持っていきません。

その代り　家にいる時は、出来る限り　忘れないように　しています。
また　注射をしても　効果がない場合は、
注射量を増やすなど　医師の判断に　したがわなければいけません。

注射をし忘れるのは、仕方が　ありませんが１か月単位で　出来る限り
忘れずに　打てたか　打てなかった？と言う報告も　
しっかり　しておくようにしましょう。

成長障害による低身長とは　同性で　同年齢の他のこどもと　比較して　　身長が　著しく　低い　あるいは　成長の速度が　遅い場合をいいます。標準偏差（ひょうじゅんへんさ、Standard Deviation）の　略に　SD　という言葉が　あります。低身長の子どもの場合　SDを基準として
それより　+２SD　+１SD　SD　-１SD　-２SD　と　分類され　マイナス２SD以下　が　低身長となります。

定義としては・・

1. 身長が　同性同年齢の子供と比較して　マイナス２SD以下の場合
2. 1年間の身長の増加（成長率）が　同性同年齢の子どもの平均値の約80%以下　小学校　低学年では　1年間の伸び率が　4センチ以下でこれが　2年以上続く場合

こどもの　身長が　低いことに対し　保護者が　いつか　伸びるだろうと　安易に考えるケースと
食事や　睡眠　生活面に　問題が　あるのではないか？と　思いつめる保護者がいます。しかし　心配症な　親の方が　
こどもの日常生活や　睡眠　食事に　気を使っているようです。また保護者の不安や　悩みによって受診　　低身長を早急に　発見し　治療を開始できる例も　少なくありません。

子ども自身、背が低いことに　コンプレックスを　持つことは　少ないのですが　一番　多いケースは、思春期になってから　身長が　伸びないようだ・・と　心配される親さんなのです。一般に　思春期になり　骨が　固まってしまうと　低身長の　治療を続けても　それ以上　背が大きくなることは　ありません。そのため　医師から　身長を伸ばす事は　難しい　と　告げられ　ショックを　受ける　親さんも　おられます。たとえば　成長ホルモンが　不足している場合　治療が終了してからも健康面で　注意しなければ　ならないことや　成長ホルモン　だけでなく　性腺ホルモンも不足している場合　週に2回　注射を打つ必要が　あるケースもあります。

成長ホルモン治療の　代表的な治療には・・・ヒト成長ホルモン製剤　hGH(human growth hormone)を使います。子どもの背の　伸びに　欠かせない　成長ホルモンを　注射で　補い　背の伸びを　改善していく方法です。 ヒト成長ホルモン製剤　hGH(human growth hormone)は、遺伝子組み換え技術を使い　製造されたもので　ヒトの下垂体から成長ホルモンの遺伝子を取り出し　大腸菌やマウスの腫瘍細胞に遺伝子を組み込み　培養液中に　分泌された　成長ホルモンを抽出し　製剤化したものです。身体の中で　作られる　内因性の　成長ホルモンと同じ191個の　アミノ酸から　構成されており　その働きも　体内から　分泌される　内因性のものと　まったく　同じ効果を発揮します。